14 選挙の仕組みと課題


現社でGONO14 選挙のしくみと課 ★★★頻出

民主政治と選挙

❶選挙:国民の考え方を政治に反映させる重要な手段

 →近代選挙の四原則1普通選挙/平等選挙/秘密投票/2直接選挙

❷選挙制度

選挙区制

選出方法

主な長所・短所

3 小選挙区

1選挙区から1名

多数派が多くの議席を獲得するため、政権選択に適する反面、4 死票 が多くなる。またゲリマンダーの危険性あり。

5 大選挙区

1選挙区から2名以上

死票は少なく6 少数 政党も進出しやすくなるが、小党が分立し政治が不安定になる。

7 比例代表

各政党の8 得票数 に比例して分配

9 少数意見 が反映される。しかし、小党分立と政権の不安定を招くおそれがある。

7 比例代表

各政党の8 得票数 に比例して分配

9 少数意見 が反映される。しかし、小党分立と政権の不安定を招くおそれがある。

日本の選挙制度

❶日本の選挙制度

 

衆議院

475名、任期10 年、解散あり

参議院

11 242 名任期6年3年毎半数改選

制度

12 小選挙区比例代表 

選挙区+13 非拘束名簿式比例代表 制

選挙区

小選挙区(295選挙区)・295

45選挙区(原則都道府県単位、鳥取県と島根県、徳島県と高知県は合区)・146名(73名を改選)

比例代表区

14 11 ブロック単位・180

政党名を記入・15 ドント式で議席配分(拘束名簿式比例代表制)

全国1ブロック・96名(48名を改選)16 立候補者名 か政党名を記入・ドント式で議席配分(非拘束名簿式比例代表制)

被選挙権

25歳以上

17 30 歳以上

選挙権

18歳以上

❷衆議院議院選挙…小選挙区と比例代表の両方に立候補できる18 重複立候補 制度

→比例代表制で同一順位に候補者が並ぶ際、当選者は惜敗率で決定

❸国会議員・地方公共団体の首長や議員の選挙…19 公職選挙法 にもとづいて行われる→その業務は20 選挙管理委員会が担当

選挙制度をめぐる諸問題

❶低い投票率…特定の人の政治力が増大

 →2015年に選挙権年齢が18歳以上に引き下げ

❷「21一票の格差」:選挙区ごとの有権者と議員定数との不均衡=平等選挙が保障されない→裁判所は違憲状態を何度も指摘(例、最高裁の違憲判決)

❸選挙違反…連座制の導入→選挙運動の総括責任者などが買収なだで有罪となれば候補者の当選は無効になる。

❹制度改革の課題…個別訪問の禁止、電子投票の是非、外国人の選挙権など

計算問題で確認

問1 ドント式の比例代表選挙で、AE党が以下の票を獲得した。各党の議席数(定数12)を求めてみよう。

A

330,000

B

160,000

C

120,000

D

51,000

E

39,000

 

 

A

B

C

D

E

得票数

330,000

160,000

120,000

51,000

39,000

得票数÷1

 

 

 

 

 

得票数÷2

 

 

 

 

 

得票数÷3

 

 

 

 

 

得票数÷4

 

 

 

 

 

得票数÷5

 

 

 

 

 

得票数÷6

 

 

 

 

 

A党1 6 人 B2 3 人 C3 2 人 D4 1 人 E5 0 

センター過去問演習

2018本試10

選挙制度に関する記述として最も適切なものを、次の①〜④のうちから一つ選べ。

     日本の法律の下では、選挙運動期間中に、投票の依頼を目的として、候補者が自由に戸別訪問をすることができる。

     日本では、主要な選挙運動関係者による選挙違反があった場合に、候補者の当選を無効とする制度が法律によって設けられている。

     比例代表制は、小選挙区と比べて、小党分立になりにくい傾向があると指摘されている。

     大選挙区は、小選挙区と比べて、死票を多く生む傾向があると指摘されている。

正解→②

 

NO612009年追試19*】日本の現在の選挙制度に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

① 参議院議員選挙の比例代表区については,有権者は政党名で投票し,候補者個人名では投票できない。✖政党名か個人名

② 全国を単位とする非拘束名簿式比例代表制で当選した参議院議員は,離党すると議員資格を失う。✖

③ 衆議院議員選挙の小選挙区選挙については,有権者は候補者個人名で投票し,比例代表区選挙については政党名で投票する。◯

④ 衆議院議員選挙では,小選挙区選挙の候補者は自らの出生した都道府県でしか立候補できない。✖

解答:③

 

NO622007年本試04*】選挙制度に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

① 衆議院においては,小選挙区比例代表並立制が採用されており,衆議院議員の定数のうち,小選挙区選出議員より比例代表選出議員の方が多い。比例→180

② 小選挙区制は,一つの選挙区から一人の議員を選出する制度で,衆議院においては,現行の選挙制度が導入されるまでこの制度が採用されていた。✖中選挙区

③ 衆参両院の比例代表選挙における議席は,ドント式によって,各政党の得票数に応じて議席が配分される。◯

④ 参議院においては,有権者が政党名を選ぶ比例代表選挙と,政党が届け出た名簿から候補者名を選ぶ選挙区選挙が共に採用されている。✖

解答:

 

NO632012年追試30】選挙に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

     一般に,比例代表制では,小選挙区制よりも死票が多くなり,得票率と議席率の開き

が大きくなるとされる。

② 日本では,公職選挙法において,選挙運動に際して,戸別訪問が禁止されている。

     日本では,買収などの選挙にかかわる犯罪によって有罪判決を受けた者に対してのみ,

選挙権を停止することが認められている。

④ 一般に,小選挙区制では,一つの選挙区の議員定数は二人以下と限定されている。

解答:②

 

NO642010年追試34日本の選挙制度が現在抱えている問題として「一票の格差」の問題がある。日本における「一票の格差」の問題についての説明として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

     一票の格差とは,有権者の資産状況,社会的地位により,一人に一票よりも多い投票

権が与えられる場合があるという問題である。

     一票の格差とは,選挙区ごとに議員定数と有権者数との比率にばらつきがあるため,

一票の価値が選挙区によって異なるという問題である。

     一票の格差とは,小選挙区制を採用しているため,大選挙区制と比べて死票が多く出

るという問題である。

     一票の格差とは,地方議会議員の選挙においては生じておらず,国会議員の選挙での

み生じている問題である。

解答:②

 

NO652009年追試19*】日本の現在の選挙制度に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

① 参議院議員選挙の比例代表区については,有権者は政党名で投票し,候補者個人名では投票できない。

② 全国を単位とする非拘束名簿式比例代表制で当選した参議院議員は,離党すると議員資格を失う。

③ 衆議院議員選挙の小選挙区選挙については,有権者は候補者個人名で投票し,比例代表区選挙については政党名で投票する。

④ 衆議院議員選挙では,小選挙区選挙の候補者は自らの出生した都道府県でしか立候補できない。

解答:③

 

NO662007年追試34】国政選挙をめぐる法制度に関する記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

     投票日に仕事があると見込まれる有権者は,投票日の前に投票を行うことができるが,

レジャーを理由とした期日前投票を行うことはできない。

     国外に在住する有権者は,現地において衆議院議員選挙の投票を行うことができるが,

参議院議員選挙の投票は認められない。

     選挙運動において,選挙運動の責任者が買収の罪を犯し刑に処せられた場合,候補者

の当選は無効となる。

     候補者が,政見を伝えたり投票を依頼したりすることを目的として,家庭や職場など

を戸別訪問することは,選挙期間を除いて禁止されている。

解答: