2013⑴ 近世の身分制


【解法のヒント】

近世の身分制に関する問題である。

問1は字数で80字程度、問2は100字程度、問3で200字程度だろう。

難問である。おそらく何も見ずに書くことは難しい。

しかし、この問題は日本史の歴史学者の大家である、網野善彦先生の流れをひく一橋大の先生が作った典型的な問題である。

空欄に入る語を記入し、その内容を説明。

この設問では、1591年の法令の説明だけでいい。

問2

町人身分として認められた決定要件を2つあげて説明する。

町に居住している住民であることを前提に、一つは、屋敷地を持つ家持であること、もう一つは、上下水道の整備、城郭や堀の清掃、防火、防災などを、町人足役などの夫役や貨幣で負担し、都市機能を維持する役割を果たしている者であった。

問3

百姓と農民の重ならない点を2つあげて、百姓と農民の関係について説明。