青年期・現代社会分野


青年期と心理分野

青年期の意義と課題 16年○17年○18年○

人間としての自覚     17年○

はじめに、2019年センター倫理を解くことから始めたい。どのように出題されるのか!を分析したい。まず、問題を解いてみよう!

 第 1 問 青年期・現代社会分野

通過儀礼と心理的離乳の意味を理解する

問 1  正解は3

3 乳児が卒乳することを生理的離乳というのになぞらえて,青年が親から精神的に自立しようとする過程のことを,アメリカの心理学者ホリングワースは心理的離乳と呼んだ。

1 後半の記述が誤り。近代以前には,過渡的な青年期を経ずに,子どもから大人になっていたと考えられている。教科書16㌻参照してマークせよ!

2 前半の記述が誤り。近代以前には,通過儀礼を経て子どもから大人になっていたと考えられている。

4 青年期に子どもと大人の世界のどちらにも帰属しない状態は,レヴィンによって境界(マージナル・マン)と呼ばれた。

キーワード👉心理的離乳=ホリングワース、レヴィン=マージナルマン この言葉を誰が述べたかが絶対的なキーワードになる。


着床前診断とは受精卵の段階

出生前診断とは胎児に成長した段階

この違いを認識しないといけない。

①前半部分が誤り。着床前診断は、出生前診断と異なり、胎児になる前の段階の受精卵について検査するものである。

②デザイナー・ベビーが日本では法的に認められが✖︎認められるはずがない。

③どの方法を用いてもこどもの遺伝子上の母親が✖︎代理母と子との間に遺伝上のつながりはない。

👉正解は④

 

問3 グラフ読み取り問題

正解→②

 

問4 ステレオタイプの意味

ステレオタイプとは、偏見や先入観により、一般化できない事柄を過剰に一般化してしまうことである。

①非論理的な男性も大勢いるため、男性は論理的であると言い切るのはステレオタイプな言葉である。○

②医学的に検証されている。

③電気のない時代に夜の星が今よりよく見えたであろうという推測は客観的に正しいと考えられるので、ステレオタイプとは言えない。

④「あの人」についての個別の判断にすぎず、過剰な一般化というステレオタイプの条件に当てはまらない。

正解👉①

問5 社会における様々な支え合いの試み

①女子差別撤廃条約を批准し、男女雇用機会均等法が制定された。○

②子どもの権利条約は1989年に国連採択、日本も1994年に批准された。早急に採択すべきが❌

③NPOは政府が主導するものではない❌

④貧困や飢餓の解決が先であるから❌

正解👉①

 

問6 近代以降の家族や結婚

①高度経済成長以前の日本→祖父母や親族が一緒に暮らすが❌親族は一緒に暮らさないだろう

②○

③○

④パラサイトシングル、親に寄生する子供だね

正解👉①

 

問7 自己のあり方をめぐる思想

この問題は勉強してないと得点できない典型問題

①ヤスパースにとって、死や争いなどは「克服」できるものではなく、また自己に「無限の可能性」など存在しない。むしろ、死や争いなどの乗り越え不可能な「限界状況」に直面することで、有限な自己を包括する「超越者」と出会うことができ、それが実存への目覚めの契機とされる。❌

②これは、シュバイツァーについての記述。トルストイは第二次世界大戦前に亡くなっている。❌

③小林秀雄でなく政治学者の丸山真男で❌

④○

正解👉④

 

問8 構造主義の思想家

aには👉レヴィストロースが入る。フーコーも構造主義だが、「人間を規律化する制度や装置に発達に近代の特徴を見いだす」というbの条件にはフーコーしか当てはまらない。メルロポンティが現象学である。正解👉②

 

問9 ロールズ

①愛の原理は正義の原理の類比であるから、互いに愛し合うということが正義感覚に基づく行為の条件というわけではない。

②愛する者に対する行為にのみ当てはまる原理は,公正としての正義の原理とは相容れない。

④正義の原理に基づく行為は、害を受けることや愛を失うことを辞さないが、ことさらそうした不本意な結果を欲し求めるわけではない。

③○