1842アヘン戦争で清が敗れる→天保の薪水給与令を出す。

1844オランダ国王の開国勧告→拒否

1846アメリカの通商要求➡【ビッドル】が浦賀に来航

1853【ペリー】、浦賀来航➡➾黒船4隻を率いて、大統領【フィルモア】の国書受理→ペリー、再来（1854）
老中首座【阿部正弘】は朝廷に報告、諸大名に諮問

　　　➾幕府の権威失墜、朝廷・諸大名の発言力増大

1854ペリー再来航➡【日米和親条約】締結

下田・箱館の開港、アメリカ船への薪水・食糧などの供給
　　　領事駐在の承認、アメリカに一方的な最恵国待遇を与える　など

　　　➾他にロシア・イギリス・オランダとも締結

▽安政の改革

　　徳川斉昭の幕政参与

　　長崎に【海軍伝習所】（勝海舟）江戸に講武所・【蕃書調所】設置

1854日露和親条約➡国境画定…千島列島は【エトロフ】・【ウルップ島】間に国境【樺太】は雑居地

1859貿易の開始➡【横浜】・長崎・函館。➡【居留地内】で

➾【横浜】（輸出入額）で、【イギリス】（取引相手国）中心

▽貿易の影響
　　　製糸業…マニュファクチュア経営の発達　生産追いつかず→国内供給量不足→価格高騰
　　　綿作・綿織物業…安価な製品が大量輸入→不振
金銀比価問題➡金の大量流出…日本＝【1】：【5】、欧米＝【1】：【15】

外国人殺傷事件が相次ぐ

1860アメリカ公使館の通訳ヒュースケンの殺害事件や、

1861イギリス仮公使館の品川東禅寺が襲撃される事件（東禅寺事件）

1862【イギリス公使館】焼打ち事件　※伊藤博文が殺人をする

老中【阿部正弘】➡日米和親条約の締結、安政の改革

老中【堀田正睦】将軍継嗣問題…家定に子どもがいないため
　　一橋派…【一橋慶喜】を推すグループ。雄藩・外様大名が推す。徳川斉昭・松平慶永・島津斉彬
　　　南紀派…【徳川慶福】を推すグループ。保守派の譜代大名、井伊直弼らが推す。

大老【井伊直弼】（南紀派）就任。【慶福】（のち【家茂】）を次期将軍に
日米修好通商条約を無勅許調印
1858～59✖【安政の大獄】…井伊が反対派を多数処罰

1860✖【桜田門外の変】…井伊直弼暗殺→幕府権威の失墜

老中【安藤信正】の政策➡公武合体（【和宮】降嫁（14代将軍【家茂】夫人に）

1862➡✖【坂下門外の変】で水戸浪士に襲撃され安藤負傷➡失脚
1862【文久の改革】前薩摩藩主【島津久光】上京➡勅使【大原重徳】を奉じ江戸へ
　職制改革➡【将軍後見職】➡徳川慶喜、【政事総裁職】（新設）➡松平慶永（越前）
　　　　　　　　　【京都守護職】（新設）➡松平容保（会津）

参勤交代を３年に一度、妻子の帰国を許可
1862　久光帰国の途中【生麦事件】→【薩英戦争】（1863）

➡戦後、攘夷の無謀を理解、薩摩とイギリスが急接近

・長州藩…尊王攘夷派の公家と結び、幕府に攘夷実行命令→外国船砲撃
1863➡【四国艦隊下関砲撃事件】　攘夷の不可能を自覚　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1863➡【八月十八日の政変】　

1864➡【禁門の変】→長州が勢力挽回をかけ京都へ➡薩摩・会津が撃退

1864➡【第一次長州征討】長州は尊攘路線を捨てる

藩の変化：薩摩藩➡【薩英戦争】でイギリスに接近、西郷隆盛・大久保利通が主導権

        長州藩➡【四国艦隊下関砲撃事件】で攘夷の不可能を自覚

長州藩では高杉晋作・桂小五郎（木戸孝允）らが【奇兵隊】を率いて活躍

1866【薩長同盟】…坂本竜馬・中岡慎太郎の斡旋で軍事同盟の密約
1866【第二次長州征討】…幕府連戦連敗、家茂の死で停戦
●民衆の生活
 ・生活困窮…凶作、大幅な輸出超過→物価上昇（これが攘夷の背景として大きい）
・社会不安の増大→世直し、打ちこわしの多発
　　　　　　　　　　天理教・黒住教・金光教の普及、御蔭参りの流行
　　　　　　　　　　「ええじゃないか」の乱舞

1867【大政奉還】➡山内豊信の建議、慶喜が政権返上➡同日、【倒幕の密勅】出す

1868【王政復古の大号令】➡薩長の巻き返し、幕府廃止➪【総裁・議定・参与】決定

同日夜、【小御所会議】…慶喜に【辞官納地】命令➡【戊辰戦争】開始へ