サンフランシスコ講和条約の背景には、次のことがある。

⑴中華人民共和国の成立(共産主義)

⑵朝鮮戦争の勃発

マルクス-レーニン主義=共産主義を採用しない自由主義陣営アメリカだ!

アメリカは日本にアメリカ軍の駐留することを条件にサンフランシスコ講和条約を結びます。条約は寛大だった。東南アジア諸国に対する賠償責任を軽減したのである。それは、日本の経済復興を優先したのである。

サンフランシスコ講和会議に招請されなかった国

アメリカは朝鮮戦争において、北朝鮮を支援する中国人民義勇軍と交戦状態だったため、中華民国の蒋介石政権を中国の代表とすることに決めた。

ただし、中華人民共和国とは政経分離を原則に貿易が行われた。

日本はアメリカに追随して、独立回復後に中華民国と日華平和条約を結ぶ。