2009 中世の文化と南北朝・江戸初期の時代思潮


【解法のヒント】

問1

闘茶。茶の味を飲み分けて賭け物を争う勝負事。24字

問2

問われているのは→将軍義政の時代に新しい茶の湯の方式を創出した人物と、その内容。

村田珠光。茶の湯に禅との統一を主張し、茶室で心の静けさを求める侘び茶を創出した。

問3

問われているのは→秀吉が開いた茶会、それに参加した茶人。

北野大茶湯。千利休。

問4

問われているのは→「平家物語」の内容と広められた方法

平氏の興亡を主題とし、琵琶法師によって平曲として語られたことにより、文字を読めない人々にも広く親しまれた。

山川教科書117ページ参照。

問5

問われているのは→太平記に描かれた時代の社会の変容。

これは後醍醐天皇の倒幕に始まり、2代将軍足利義詮の死で終わるまでが太平記である。だから鎌倉時代末期から南北朝の動乱にかけての社会の変容を書けばいい。

社会の変容とは→南北朝の動乱が起こったこと、動乱が全国的に広がり長期化したこと、その原因が惣領制の解体であったことが書ければいい。

また、その影響が、公家・寺社の荘園支配の後退につながったことも書きたい。

守護による領国支配が進んだことと国人による地域秩序の形成を書きたい。

問6

問われているのは→西川如見のいう「今の時世」とは、どのような時世か。

これは史料の読解問題である。

百姓といへども、今の時世にしたがひ、をのをの分限に応じ、手を習ひ学問・・・

分限とは身分であり、忠孝とは儒教に基づく考え方で主君に対する忠誠である。百姓も例外ではない。

百姓にも儒教道徳が求められた時代であったことが説明されなくてなならない。