文学部2012 解答と解説


Ⅰ  縄文文化


例年通り考古学の出題

1 草創

縄文土器の写真で教科書に記載されている。

2 温暖化した自然環境で誤文1つ選択

 ア ◯

 イ ◯

 ウ ◯

 エ ◯

 オ ✖︎縄文期はニホンシカとイノシシ。ナウマン象・オオツノジカ・ヘラジカは旧石器時代の大型動物。この辺はしっかり区別して

   おきたい。

正解👉オ

 

3 正解👉ア、牧畜や植物栽培は弥生時代

4 部族的な集合体で正文を2つ選択する

 ア ✖︎国家の形成はないでしょう

 イ ◯

 ウ ✖︎20人〜30人と移動性に富んだが✖︎👉教科書14㌻参照

 エ ◯三内丸山が典型的

 オ ✖︎身分差別があった下戸など、魏志倭人伝に出てる。

 正解👉イ・エ

5  縄文時代の祭祀・儀礼で誤文1つ選択

 ア👉◯

 イ👉◯

 ウ👉◯

 エ👉✖︎明瞭な間違い

 オ👉◯

6  正解👉イ

 ア👉✖︎

 イ👉◯

 ウ👉✖︎

 エ👉✖︎

 オ👉✖︎北海道に弥生文化はない。

 


Ⅱ 奈良時代の貨幣制度


律令体制は早稲田頻出テーマ、全問正解目指したい。

1👉武蔵、これを答えられずに埼玉県人を名乗るなかれ。
2👉和同開珎。和銅でなく和同だよ。
3👉富本銭
4👉エ、銀が最初を覚えておこう。
5👉オ、租は諸国において貯蔵された。租👉地方の財源がキーワード。
6👉エ
7👉ア、711年編纂の詔は古事記。
8👉エ、蓄銭叙位令だからね。

Ⅲ 中世の参謀役


1👉和田義盛

2👉ウ、これは御成敗式目制定の趣旨を弟の「重時」でわかる。
3👉霜月騒動
4
 ア👉◯梅松論、武家の立場から描写
 イ👉◯今川了俊「難太平記」
 ウ👉✖︎新撰菟玖波集は宗祇、」二条良基は「菟玖波集」と「応安新式」が頻出!
 エ👉◯
 オ👉◯
正解👉ウ
5 斯波・細川・畠山の三氏

ア👉✖︎持国と持富

イ👉✖︎義廉と義敏

ウ👉✖︎

エ👉

授業プリント26 戦国時代参照

戦国大名

みずからの力で領国をつくり上げ、独自の支配をおこなう地方権力が戦国大名である。

1493年✖明応の政変は、10代将軍足利義稙が管領細川政元により将軍の座をおわれた事件。

11代将軍足利義澄を擁立した細川政元の没後、管領細川家では家臣の三好長慶が実権を奪った。

オ👉✖︎三好長慶は細川氏の家臣

 

6 鎌倉公方について

尊氏の子息👉足利基氏

7 👉イ 斎藤道三は油売りから成りあがった。毛利元就は安芸の国人

今川義元=守護、大友宗麟=守護


Ⅳ  江戸時代の農民統制


早稲田の頻出テーマ

1 👉村請

幕府や諸大名・旗本などは、このような村の自治に依存して、はじめて年貢・諸役を割りあて収納し、また村民を掌握することができた。このような仕組みを村請制と呼ぶ。

2 本多正信の述

👉エ「百姓は財の余らぬやうに→本多正信

教科書に記載のあるもの👉ウ「胡麻の油→荻原重秀、👉「五十戸→貧窮問答歌 これは史料そのものを読んでいないと解けない問題である。

3 本百姓について

👉イ・エ イ地券を所有するは明らかに間違い。ウ村政に参加とオ五人組を組織するは明らかに正文。あとはアかエとなる。被官は違うな!となんとなくわかるんじゃないか!

4 👉分地制限令「たわけ」とあるように、田畑の細分化を防ぐものである。

5 👉備中

6 新田開発に関する幕府の対策で正文を1つ選択

 時代としては吉宗の頃。地主はその田畑を小作人に貸して小作料を取り立てたので、ア👉✖︎。足高の制を始めたのでイ👉✖︎

 👉ウ=正文。エ👉✖︎米将軍吉宗ですよ!オ👉四木三草を奨励した✖︎

7 👉ウ「農業全書」

 


Ⅴ 近現代の議会制度


1 初代文部大臣で👉森有礼 とわかる。

2 民撰議院設立建白書を提出した人物は板垣退助と後藤象二郎。

  中途で逓信大臣就任だから👉後藤象二郎

3 大井健太郎について正文2つ選択

 ア 正文◯

 イ ✖︎これを選択する人はいない

 ウ 正文◯これだ!と思った生徒は多い

 エ ✖︎参加していない

 オ ✖︎大井が立ち上げたのは東洋自由党である。

👉この問いは難問だな!

 

4 大隈重信

5 伊藤博文について誤文を1つ選択

 ア 行った◯

 イ 工部卿に就任した◯

 ウ 内務卿◯

 エ その通り◯

 オ 伊藤が就任したのは韓国統監府、韓国総督とは朝鮮総督の意味、そうすると初代総督は寺内正毅だ!✖︎

正解👉オ

6 1890年の帝国議会について 誤文1つ選択する

 ア